肉が大好きだけどぽや〜んとしてる社長の生ハムをつくる記録

今年の１月に仕込んだ生ハム。
もう10ヶ月になるので、火曜日に熟成具合を確認しました。

見た目では表面の乾燥がいい感じになっているので、
今回のチェックは肉の中に割り箸を刺して熟成の香りを確かめます。


以前、傷んでいた生ハムを見つけた時の変な匂いもしていないです。

まず、触ってみて、乾燥具合をチェック。

良さそうですね。

中に刺してみます。肉の柔らかさを確認。

柔らかすぎると、危険。

刺した割り箸についた香りを確かめます。

いい状態のものは、なんとも言えないいい香りがします。

足の方の窪みの方もチェック。

前回ダメだったのはここから傷んでいました。


今回のチェックでも、残念ながら脱落者が出ました。その内の1本を切ってみることにします。

これは前回傷んでいたもののように腐敗はないですが、熟成香にちょっと違う匂いがあったものです。
たくさん匂いを嗅いでいると嗅覚も麻痺して、確認も難しかったです。

重さを量ると、乾燥して水分が抜け、10kg前後あったものが7kgになっています。


表面の脂を剥ぎ取ります。

なかなか生ハムっぽいですね。

中の赤身が見えるまで剥いでいきます。

切るのは楽しそうです。

かなりいいサシが入った美味しそうな赤身が見えてきました！

プロシュートタイプでは10ヶ月熟成はまだ若い方なので、みずみずしい感じの見た目です。

カットした生ハム。

生肉に近い、薄いピンク色。

香りを確かめる社長。


じっくり確認する社長。


あ、食べた！どうですか？？？


…沈黙。



生ハムにはなっています。

一口目は「あ〜こんな感じこんな感じ！」と、思ったんですが。。。

食べられないことはなかったのですが、後味が、な〜んか生ハムと違う味が混ざってるような感じがしました。

こんなに見た目は生ハムなのに。。。


とりあえず、水曜日の商談の資料用の写真を取りました。



生ハム作りの難しさを、身にしみて実感。
かなり社長落ち込んでいました。

頑張ってください、社長！

今年の仕込みは11月26日からの予定です。

頑張りましょう、社長！